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デザインと許可

こんにちは。最近髪が伸び、センター分けにしていて「なんか80年代のトレンディードラマに出てきそうだね、、、」と言われております、伊藤です。

デザイン会社の営業や企画をやっていて1番難しいのは、区や役所に対しての申請や許可をとることです。
特に建築などは命に関わることもあるので、厳しい目で見られます。当然の事ではありますが、、、。
デザインを行うこちらの立場からしてみれば、こういう風にしたいねん!!頼むでホンマ!!とゴリ押ししたいところなのですが、お仕事させていただいている以上疎かにはできません。きっちり行います。

そこで今日は僕たちがデザインする上でどんな許可をとっているかを、や~んわり、かる~く、ソフトに、ライトに、ご紹介いたします。

こんにちは。最近髪が伸び、センター分けにしていて「なんか80年代の、、、あ、これさっき言いました。伊藤です。

さて、僕たちインテリアデザインでは、デザインして工事する上で、もしくは工事後などに申請や確認事項が
多々あります。飲食店などのデザインで1番あるのが、防災関連でしょうか。

工事が終わると役所の方々に来ていただいて、厨房機器周辺の壁などに燃えやすい素材を使用していないか、
換気などの環境がちゃんと整っているか、などチェックしていただきます。
そこでやり直し、なんなら壁の基礎から全部ね、みたいな話しが出てしまうと
「っべえ!!べえってマジで!!お店のオープンに間に合わなくなっちまう!!!」となるケースもあります。

そうならない為にほとんどの設計会社さんが、事前に役所の消防課に出向き図面を提出し、確認を取りに行きます。
「こんなんmakeするていっすけど、これじょぶすか?」(このような仕様で検討しておりますが、大丈夫でしょうか?)
そこでアドバイスをいただき指摘があれば修正しますが、問題はここです。
デザインをしているので当然、ここはこの素材で行きたい!!このスペースは空けたくない!!などの意向があります。
当然指摘通りに直さなければいけないのですが、なるべく見た目がかわらないよう最善をつくします。

工事が始まる前に事前準備を行っていれば、基本的には問題なく終わりますが
こういったやりとりも色々試行錯誤しなければならないので、意外と大変なんです。

外装工事関係では足場設置の許可やクレーンなどの使用許可などもあります。

公共の道路を使わせていただくので、図面などそれはもちろん厳しい目で見られます。
これも事前に行うことですが足場の組み方なども指摘があり、工事する隣も絶賛工事中!!わー!!!みたいな例もあります。
そうなってくるとお隣さんとの打ち合わせもあり、そこでまた修正したりします。

最善のデザインを行う為には、役所の人たちとみっちり打ち合わせをしなければいけません。
でもこれだってデザインです。と僕は思います。意外と影で戦ってるんです!笑

そんな許可のお話しでひとつ。

最近、秋元康さんのプロデュースで新たなアイドルグループ「欅坂46」ができたのをご存知でしょうか。
(欅→けやきと読むっぽいです)僕もつい先日知りました。
友人から「サイレントマジョリティー」というPVをとにかく見てみろと言われ、拝見させていただきました。(サイレントマジョリティーの意味はよくわかりません)

ビックリです。

このPVの撮影現場、現在絶賛再開発中の渋谷駅工事現場だそうです。

曲がどうとか、かわいいかどうとか、というよりまず
「よく許可取ったな!!!!!!!」という衝撃です。
思わず1人暮らしのアパートから苦情が出るくらい声を荒げてしまいました。(1人で)

このような公共の工事内での許可は相手が企業のCEOであろうが、芸能関係であろうが、
基本的に許可はおりません。おそらくですが、、、。
何らかの原因で怪我や事故が起こってしまった場合、すべての責任は工事管理会社になってしまうからです。

おそらくこのプロジェクトを成功させ、世の中をビックリさせる為に
影の仕掛人さんがすんごいがんばったのでしょう。
仕掛人はスポットに当たりにくいんです。やはりデザイナーやアーティストを目立たせてなんぼなので。

影の仕掛人さん、この場を借りて拍手です。

こういった苦労や努力を経て、はじめて素晴らしいものづくりができるのだと思います。
ROOM810も最善のデザインを行う為に、もっとがんばっていきたいと思います!!!

以上、最近髪が伸び、センター分けにしていて「なんか80年代のトレンディードラマに出てきそうだね、、、」と
言われております、伊藤でした。

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