2021年 株式会社 三企 / 株式会社ROOM810
・コンセプト
・ブランディング
・Webデザイン
・パンフレットデザイン
・名刺デザイン
伊藤 巧:
クリエイティブ・ディレクター
伊藤 巧:
企画 / 営業
坂本皐/林子婷/鈴木ひかり:
デザイナー
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、わたしたちの働き方は大きく変わりました。
会議や打ち合わせがオンラインで行われ、極力コミュニケーションを避けることで感染対策を行い、「リモートワーク」を実施する企業が多くみられています。
ウイルスが沈静化した後もこの動きが止まることはなく、日数制限を設けた半リモートワークや必要に応じての在宅勤務など、「フレキシブルワーク」を行う企業様が今現在でも多くみみられる一方で、対面での業務が必項となる企業様はデスク間の距離を空けたが孤立してしまい、コミュニケーション不足などの問題が発生し「みんなで話し合い楽しく仕事をする場」という本来のオフィスの意味を失ってしまいました。
「コロナ以前と同様にコミュニケーションが取れる環境を」
東京都荒川区にて空調設備工事をメインに行う(株)三企が、そんな想いから商品化した本来のオフィスの在り方を取り戻す感染防止商品「クラウドスクリーン」
ROOM810にて、ロゴ、WEB、販促用折りパンフレット、名刺をデザインいたしました。
商品としては「オフィスの天井に枠を作り、そこから透明ロールスクリーンを下げる」という単純かつ明快な構造ではありますが、
・天井と枠の間に隙間があるので、消防法や火災探知機機能の問題に関与しない
・ロールスクリーンに光触媒が散布されており、菌が付着しても自動で消滅できる
・オプションにて空気環境測定器を設置することができ、空気環境を数値化できる
など、機能説明要素が多く、WEB上では見やすいように情報整理を行い、わかりやすいように打ち出しました。
また、コロナ禍でさらに需要が高まったWEBの役割としては、「スクロールすることで勝手にプレゼンテーションを行ってくれる縦型のLPサービスサイト」となるので、説明ポイントの順番を十分に検討し、構成いたしました。
折パンフレットはスーツの内ポケットにも入れられるサイズで展開。
ちょっとした時にもスッと渡せるように、小回りのきく営業資料をデザインいたしました。
WEBもパンフレットも縦型とくれば、名刺も縦でしょ!ということで、パンフレットと一緒に渡してもスッキリするかたち構成。
ロゴも全面に打ち出しました。
色を統一することで、見る人にイメージを植え付けることも重要です。
こういった異なるデザイン制作物をすべてまとめてディレクションすることで、イメージやデザインの統一ができ、ユーザーや消費者にとってわかりやすいものにすることができる。
これもROOM810ならではのお仕事といえます。
クラウドスクリーン 公式サイト
https://screen.engineer/