2013年 株式会社ROOM810
・グラフィックデザイン
・イラスト
・ 販促物
齋藤悠:
グラフィックデザイン
島 健:
ディレクター
伊藤巧:
アシスタントデザイナー
鈴木友子:
ストーリーライティング
住田葉子:
イラスト
「ショップカードの再発明」にチャレンジした力作が完成しました
2013年 株式会社ROOM810
・グラフィックデザイン
・イラスト
・ 販促物
齋藤悠:
グラフィックデザイン
島 健:
ディレクター
伊藤巧:
アシスタントデザイナー
鈴木友子:
ストーリーライティング
住田葉子:
イラスト
またお店に来ていただきたい。飲食店を営まれるオーナー様であれば誰もが抱く共通の願いです。
味やサービス以外のところで、少しでもお店の良さやホスピタリティ、思い出をお客様に持ち帰っていただきたい。そんな時に良く利用されるツールがショップカードです。レジの横に控えめに置かれることが多いショップカード。このショップカードを再発明することができないか、というのが今回ROOM810がチャレンジした取り組みでした。
ROOM810がコンセプトから内装までを手がけた東京・飯田橋の「イタリアン酒場P(WORKSにて紹介)」のショップカード制作にあたって、私たちは「お店の情報だけではなく、コンセプトを持ち帰っていただける」カードをご提案しました。
元々イタリアン酒場PはROOM810の構成作家・鈴木がイタリアの港町にある酒場を舞台にしたオリジナル小説を制作、その小説の主人公が身長を測った時に付けた傷や、小説でカップルが壁に刻んだ愛の言葉、調度品や装飾などを忠実に内装で再現して、スタッフの皆さんに「お店の物語」を意識していただくことで、良くあるマニュアルとはひと味違う思い入れのあるお店、奥行きのあるサービスをご提案していました。
この小説の場面をそのままイラスト化して、裏面にストーリーを配置することで、今日食事をしたお店があたたかいこだわりによって作り上げられたお店であることをお客様に意識していただき、お店のコンセプトへの気付きを与える内容です。また、通常1種類のショップカードを4種類制作することで、ストーリーとコンセプトに奥行きを与え、カードをコレクションする楽しみを視覚的にも味わっていただけるように心がけました。
持ち帰りやすい名刺サイズで、お店のコンセプトを余すこと無く表現したROOM810の自信作。ぜひお店で手にとってご覧ください。
東京都千代田区飯田橋1-12-7