現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響により「働き方」に急激な変化が起きています。テレワークを完全に実施できている企業もあれば、出社とテレワークを混在させている企業、全くテレワークが実施できない職種の企業もあり、働き方を取り巻く状況は様々です。
社会がその便利さに気づき急激に広まったテレワークも万能ではなく、社内コミュニケーションの非効率性や従業員の自宅での集中できる作業空間の確保の難しさなど、緊急事態宣言からの急な導入で多くのひずみが見られます。したがって、コロナ終息後は徐々にオフィス通勤を前提とした働き方に戻っていくと予想されます。
しかし、今回のパンデミックが一過性だったとしても、今後も何度でも同様の状況になり得ることを知った社会では、経営者にとっても従業員にとっても、オフィスを選ぶ、働く場所を選ぶ際の基準が大きく変わることは間違いありません。
今までは都心/駅近という立地条件に重きを置かれていたオフィスの価値が、快適性や衛生面など、労働環境のクオリティにシフトしていくのではないでしょうか。
それでは、ポストコロナ時代における理想のオフィス像はどのような形として現れるのでしょうか?
私たちオフィスや店舗の内装設計を手掛けるデザイン会社、株式会社ROOM810(ルームハート)では、いち早く大企業から中小企業までさまざまな規模感で導入可能なオフィスデザイン、コロナ時代の新しいオフィスレイアウトについて考えてきました。この記事ではポストコロナ時代における新しいオフィスデザイン具体例をご紹介します。
(本記事内の画像は実際に現在既に新型コロナウイルス感染拡大に対応したオフィスデザインとして、実在する企業にご提案中のものを許可を得てご紹介しています)