ROOM810のケイティです☆
2022年1月よりこちらのメンバーになった
55歳!のアシスタントデザイナーの私の学びの日々&発見を毎月お伝えします。
第8回目は、初めてROOM810で感じた今まで経験してきた仕事との違いのお話。
題して、
「住宅と店舗の違い~あるある発見」
前回は、ROOM810への初出勤のお話をしました。
今回は、ROOM810の仕事で感じた住宅系と店舗系の違い~あるある発見についてお話します。
思い起こせば、自分の部屋の模様替えから始まった私のインテリアへの興味。
当時は「私の部屋」という雑誌が好きで、ホワイト系の家具の部屋に憧れていました。
(何年前!と、つっこみたくなりますが、結構鮮明な思い出です💦)
住宅だけでなくオフィスやイベントディスプレイ、
そして店舗デザインも多いROOM810。
住宅のインテリアコーディネートが主だった私は、店舗デザインとの違いに最初はとても驚きました。
まずはそのスピード感。
住宅は、心地よく住めるように、家族の意見も取り入れて…等
じっくり考えて空間作りという場合もよくあります。(←あるある①)
家での時間にこだわりたい!という方には
じっくり考える時間も大切ですね。
店舗の場合は、物件を決めると賃料が発生する関係で、
出来るだけ早くお店をオープンさせるのがポイントになります。(←あるある②)
お引渡し期限から逆算してかなり急ピッチで進んでいくので、全体の工程管理がとても大切。
その忙しいスケジュールの中でもオリジナリティを大切にするがROOM810!
店舗に合わせた壁面のペイントやディスプレイ等を加えて、
スピード感もありつつ、他にない空間を作り出していきます。
また、住宅と店舗では空間作りで重視する点も異なります。
住宅では、お客様の暮らし方や間取りや動線など、ライフスタイルに沿った提案が重要なもの。(←あるある③)
暮らしにあった家具や照明などをセレクトして、
そのコーディネートでお客様ならではのオリジナルな空間を作りあげていきます。
店舗では、クライアント様のご要望やご予算などの枠はありますが、
どれだけ来ていただいたお客様に喜んでいただけるかが大切です。(←あるある④)
そのためにお客様を引きつける新しい空間作りが大切。
例えば最近デザイン装飾提案をしたConcept cafe(略して”コンカフェ”という世界)。
クライアント様のイメージで作り上げたピンク&ミントグリーン+ハートがモチーフのお店に、
デザイン担当のUさんは「かわいい」ディスプレイ提案を加えて、このお店のオリジナリティを際立だせていきます。
壁&天井をお花で埋め尽くしたVIPルームに、
トイレや更衣室のドアにはピンクのフェイクファーを貼って、
ふわふわな触り心地のサプライズを。
隠したい点検口などにはパーティで使うオーロラテープを付けて
照明の光でキラキラする壁に。
そして窓のカーテン上部には
手作りオリジナルペーパーフラワーをアーチのようにディスプレイして
アイキャッチとなるスペースを作ります。
このペーパーフラワー作りでは、チームROOM810の力が集結!
インテリアチームのUさん、エミプさんに加え、
センス抜群のグラフィックチームのさっちんさんにマネジメントチームのはなさんもフラワー作りをしてくれました。
そしてメディアチーム鈴木友子のご両親、もの作りの師匠のわたるさんやパタンナーでいらした細やかな作業をしてくださる奥様のまさこさん、
そして壁面装飾が得意なレイさんのお母さまの3名にはペーパーカットなどをお手伝いしていただき、
ディスプレイの取付にはROOM810最強OGのまりりんさんが駆けつけてくれました。
納期が差し迫る忙しい時には、ROOM810ファミリー総出なのは毎度おなじみのこと☆
みんなで作り上げたオリジナルペーパーフラワーはこちら↓↓↓
出来上がったコンカフェは、今まで見たこともないほど「かわいい」世界。
オリジナリティを大切にするROOM810ならではの空間が出来上がりました。
次回は”初の現場”のお話をお伝えします。