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ROOM810 自社オフィスデザイン

中古物件のリノベーションで、クリエイティブを加速する空間に

2014年 株式会社ROOM810

・グラフィックデザイン
・印刷
・写真撮影
・コンセプトデザイン

ALL ROOM810 STAFF:
コンセプト&インテリアデザイン~設計施工

中古物件のリノベーションで、クリエイティブを加速する空間に

株式会社ROOM810は2014年、社員数の増加に伴って創業の地、文京区湯島から移転しました。
新しいオフィスは荒川区町屋。古い物件をコンセプト、外観・内装から実際の工事までスタッフで手がけて完成させたリゾートスタイルの自信作。最大40名程度まで拡張可能なオフィス空間(現在正社員20名)に、デザインアイデアの発想やチームごとのミーティングがどこでも出来る、「クリエイティブを加速させる」オフィスの誕生です。

特に意味は無いが、見逃さないオフィス。

「屋上に怪獣がいる青いビルです」で大体伝わる。ROOM810の屋上には今や荒川区町屋のシンボルとなった恐怖のオブジェ、ノロイが鎮座しています。私たちが映画「GAMBA 〜ガンバと仲間たち〜」の広報宣伝を手がけたご縁でこの街にやってきたアニメ史上に燦然と輝く絶対悪のお陰で、2017年にはROOM810が「モヤモヤさまぁ~ず」出演を果たしました。

普通のオフィスなので、特に客を呼び込む必要は無いのですが、「せっかくオフィスを構えた縁のある街のために何かしたい」「あわよくば目立ちたい」という素直な気持ちで、クリスマスや天王祭など季節ごとに装飾したオブジェで町屋の人たちを楽しませています。コンプライアンス的に申し上げると、この写真はヤラセです。もちろんです。

ようこそ、クリエイティブ集団のオフィスへ。

オフィスへと続く鮮やかなピンクの階段には、スタッフから集めた人生訓・キャッチフレーズの数々が描かれています。デザイン思考を標榜して、「デザイナーの考え方を活用すれば、日本企業はもっと元気になる」と信じる私たちにとって、踏みしめる度に自らがデザイナーであることを思い出し、外からお招きするお客様にはワクワク感をお届けする階段になっています。

同じく2Fから3Fへと続く階段の踊り場には、ROOM810デザイナー陣が総出で制作した、社訓「EVERYDAY FRIDAY」を大きくあしらったアートが描かれています。

無意識に作用するオフィス。

築◯◯年の古いビルをフルリノベーションしたROOM810オフィス。この写真にある棚やデスクは全て手作りです。私たちはデザイン思考のプロとして、「無意識にスタッフ同士のコミュニケーションが活発化して、清潔な空間になる」ことをテーマにこの空間をデザインしました。

デスクワークスペースの大きな特徴は、「通常のオフィスより通路幅が約20cm狭いこと」「一枚板で作られており、全員のデスクが繋がっていること」「一人一個オシャレなゴミ箱が支給されていること」です。さて、このデザインに込められた意図とはどんなものでしょうか?

会議は別に会議室でやる必要は無かった。

答えはこれです。仕切りの無い一枚板なので、思い立ったら会議室に移動せずとも、その場でスタッフ同士すぐ打ち合わせが可能。アイデアが出た瞬間の熱気を逃しません。また「会議しよう!」より、何気ない日常会話の中にこそアイデアは隠れているものです。通路を敢えて狭く取ることで、自然とコミュニケーションが生まれる仕組みづくりを狙いました。私たちのオフィスは社員の持つ創造性を信じて、それを最大限引き出すために「コミュニケーションを最大化する」ことを目的に全てが作られています。

オシャレなゴミ箱には、オフィスを清潔に保つ効果があります。割れ窓理論を活用したジュリアーニ市長の逸話で知られる通り、近くにあるスタイリッシュなゴミ箱には、「掃除をしろ」と100回言うよりも的確な、空間をクリーンにする力があるのです。

3Fはオフィスの所在地である荒川区町屋を活性化する拠点「TOKYO L.O.C.A.L LOUNGE」として開放しています。
「東京で一番ローカルな街・町屋」をキャッチフレーズに、町屋を盛り上げるイベントを企画するほか、2011年から30回以上開催している自社主催の東日本大震災復興支援イベントの会場として、さらに古いビルをリノベーションで活性化した自社の経験を活かし、オフィスや店舗のリノベーション、内装などのコツやデザイン思考によるオフィスの活性化ノウハウをお伝えするスクールを定期的に開講します。イベント利用のお申込みもお気軽にどうぞ。私たちの企業文化と実績を確認いただくために、まずはオフィスへお気軽に遊びにいらしてください。

バカにしてた、バーカウンターがあるオフィス。

ROOM810では9:00〜18:00の間、1時間に1回ずつ学校のようなチャイムがオフィスに鳴り響きます。集中すると時間を忘れてしまうデザイナー達に必ず60分に1度は席を立ってリラックスして欲しいという気持ちの現われですが、狙いはそれだけではありません。人のコミュニケーションは移行部で最大化する。これが定説だからです。喫煙所や階段、部屋の出入りなど「人と人が移動して交差する」時に、最もリラックスしたコミュニケーションが生まれる。

だから私たちのオフィスは移行部を贅沢に設けています。オフィスは各階二箇所に階段があり、双方から移動可能。夏はパラソルを立てて休憩に使われる2Fのテラス、3Fに設けられたバーカウンター、屋上の菜園まで。

昔は他社のオフィス紹介を見てバカにしてました、バーカウンターがあるオフィス。仕事中に飲めるかよ、何のキッカケでデスクからバーに移動するんだって。でも悪いのはバーカウンターではなく、ここに立つことを「サボり」「休憩」と認識するマインドだったのです。私たちはテラスでiQOSを楽しみながら、バーカウンターでお茶やお酒を飲みながら、屋上でゴーヤに水をやりながら、仕事に繋がるコミュニケーションをしているのです。

全員の帰宅時間を1時間早めた、単純な新しいルール。

「明日の朝までに修正お願いします」という依頼メールが前日22時に届く。残業終電徹夜休日出勤上等。そんな会社も多いデザイン業の中で、私たちROOM810は恐らく比較的珍しい企業です。「早く帰れるようになった」「20時に無人の会社は初めて見た」といった声は、転職組から聞かれるポジティブな意見のひとつで、私たちの自慢です。

私たちは早く帰るために、特に何か画期的な作業効率や秘策を編み出したわけではありません。作ったルールはただひとつ、「オフィスで一人残業禁止。最後に退社する人は必ず二人以上で」。それだけです。

恐らく、元々最後に帰る人は大体「あ、お前も帰るのか。じゃあ俺も」という帰り方だったでしょう。日本中の中小企業で良く見られる光景です。しかし敢えてこれを明文化することで、私たちは常に残業する際も「◯◯ちゃん、あとどれぐらいで終わる?」と他社の存在を意識して、声を掛け合うようになりました。このページでずっと続く、「コミュニケーション最大化」の法則です。結果、皆が他人を意識して効率的に作業を進めるようになり、退社時間は平均1時間ほど、このルール導入前から短くなりました。

何もオシャレな家具や壁紙を選び、図面を引くだけがデザインではありません。こうして、人と人の関係性やコミュニケーションの形をデザインして、無意識にそれが活性化するように空間を創るのが、私たちの仕事、「デザイン思考」です。

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