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SEASON’S GREETINGS

ROOM810が自社制作している季節のご挨拶はがきのデザインをまとめました。

2008年 - 2020年 株式会社ROOM810

齋藤悠 / 土屋奈緒 / 武村敬太:
グラフィックデザイン
住田葉子 / 土屋奈緒 / 齋藤悠:
イラスト
島 健:
コピーと文

ROOM810では創業以来、毎年桜の時期、夏真っ盛りの7月、クリスマスの年三回、名刺交換をしたお取引先や社員の友人知人に向けて季節のはがきを制作・発送しています。

元々「設備業の営業マンが立ち上げたデザイン会社」「ラジオ番組を作ったりホームページやチラシを作ったり、オフィスのデザインもする」という会社の全体像がわかりにくい業種で、単純に皆さんに季節のご挨拶をしつつ会社の近況を知ってもらおう、という気持ちで始めた取り組みで特に営業的な目的も欲も無いハガキだったのですが、10年が経過した今では会社では欠かせない習慣になっています。

代表や一部の経理スタッフを除く社員のほぼ全員がデザイナーやディレクターで営業不在。
この構成でほぼ唯一の「営業ツール」として送られてくる割には、デザインも書いてあることもそれなりにふざけている、デザイナーは「受け取った人が自分のデスクに飾って欲しい」という思いで作っている、という不思議なハガキです。

今回はこの「ROOM810  季節のハガキ」のアーカイブを少しご覧いただきましょう。

芳醇な香り漂うルームハート。
2016年、9周年を迎えた後にクリスマスカードとして送ったハガキです。
なんとなく会社として多少熟成してきた気がする、というところから「ウイスキーのラベルで9 Yearsとか書けば良いんじゃないか」「それなら活版印刷を試してみたい」といった軽いノリとデザイナーがやってみたい印刷加工などがふわっと醸されて出来上がりました。
ただ、毎回ネタを考えるのが大変ということで、社員も増えてきたところで、こんなスタイルに。

社員をイラスト化した挙げ句、スマホケースまで作って売る会社。
10周年当時、在籍していた社員全員をイラスト化。すぐコードを引っ掛けて電化製品を壊すスタッフ、夕方になると冷蔵庫を開けてビールを物色するスタッフ、すぐお腹をこわすスタッフなど各自の特徴を捉えてポップなイラストが完成。「これ、ちょっと色変えたら次回も使い回せるんじゃないか」「これは良い出来だ」ということで、気に入ってスマホケースまでこのデザインで作って、今でも使っているスタッフが何人か居ますが、作ったついでにオンラインストアでも売るという暴挙に出ました。有名人でも何でもない、一企業のスタッフがイラスト化されたものがプリントされたスマホケース。なぜ売ったんだという感じですが、なぜか割と売れました。

使い回すはずが、完全な新作をリリース。
迎えたクリスマス。「あのイラストを使いまわそう」「ちょっとクリスマスっぽい色にして」と話していたはずが、気がつけば全員完全なクリスマス仕様にフルモデルチェンジ。描き直してたら使い回す意味がないんや、むしろ普通のデザインより時間掛かってる、など呆れる声と喜ぶ声が同居する中で、イラストシリーズがすっかり定着しました。そして、これを見て「そういえばデザイナーの知り合いが居た」と想いだした人からフリーペーパーの企画編集依頼が舞い込んだり、ホテルのデザインを任されたり、なぜこれが、という最強の営業ツールとして機能しはじめたのもこの辺りから。

すっかり定着した従業員イラストから汎用性が高かった代表・丸山のイラストを取り出して通年のカレンダー仕様に。約一年間、ハガキのネタを考えるという労苦から解放されましたが、描くのはかなり大変な一年で、あまり作業時間に変動はありませんでした。コロナ禍中の2020年7月に「何も言えなくて…密」という40代以上だけを狙い撃ちするダジャレにてカレンダーシリーズ完結。

これを嫌がっているようではROOM810では生きていけない。
代表・丸山の髪型がアフロヘアだった時代に、「これを活かさない手はない」と採用された社員全員の髪の毛をアフロに加工したパロディ型のハガキデザイン。

宣伝は奥ゆかしく。
ROOM810と並行した活動としてNPO法人TOKYO L.O.C.A.L名義でROOM810から徒歩2分の距離にOPENした荒川区町屋では最大規模の街興しを担うカフェダイナー「TOKYO L.O.C.A.L BASE」の開店を告げる、季節のハガキ。宣伝はモノクロで、控えめに、奥ゆかしくやるのがROOM810のスタイル。これはお店の宣伝ですが、オフィスが位置する荒川区町屋というエリアを頼まれもしないのに宣伝してブランディングするハガキデザインも多く見られます。

TOKYO L.O.C.A.L誕生の瞬間。
こちらは2014年春、文京区湯島から荒川区町屋へ移転した際のご挨拶ハガキ。まだNPO法人TOKYO L.O.C.A.Lが立ち上がる4年前ですが、既にこのハガキで「俺たちが移転する荒川区町屋は東京で一番ローカルな街だ」という「TOKYO L.O.C.A.L」の文字が見られます。

企業の挨拶状に燦然と輝く「MAD CITY」「BAD OBACHAN」の文字。
翌年2015年春のハガキでは、移転から一年で荒川区町屋の土地勘をつかんだスタッフによる「町屋ってこんな街だよ」がイラスト化されています。この辺りから「なるほど、こういう街だな」「じゃあこんなブランディングで」というTOKYO L.O.C.A.Lに繋がる街のブランディングが始まりました。街を代表するランドマーク的なスポットに紛れた「BAD OBACHAN」という文字が眩しい仕上がりに。

「次は絶対定形サイズで作れよ」。
そんな「イラスト+街のブランディング」がひとつの帰結を見たのが2017年冬のクリスマスカード。MAD CITYを更にパワーアップさせて、ROOM810を取り巻く荒川区町屋の風景をまるでウォーリーをさがせのように細かくイラストで描き上げ、少しでもイラスト面積を広げるために定形外の横長ハガキ化した大作。良く見るとこんなところにあの人が、という眺めていて飽きない素晴らしい仕上がりでしたが、定形外郵便の郵便料金に「え」と青ざめた現実派の「次は定形でチャレンジしてみようか」という一言以来、このサイズはお蔵入りしています。

ハガキのためだけにバッジを作る、という謎展開。
その他にも、毎回イラストばかりでも、という軽い思いつきからハガキに写っているピンバッジを全てオリジナルでゼロから制作した回、スタッフのオリジナル小説を始めとする「夏の自由研究」をWEBと並行して展開した回など、力作揃いです。ご興味がおありの方は、ぜひROOM810スタッフと名刺交換を。

2015年夏「夏の自由研究」

2014年夏「特色のイエロー使ってみたかった」

2018年春「去年のニュース総まとめ / タイに社員旅行した勢いで作りました」

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