2020年 株式会社ROOM810
斎藤悠:
コンセプトデザイン
鎌田玲 大宅真理:
設計デザイン
丸山慎二郎:
プロデュース
■Date
専有面積:約110㎡
バルコニー面積:約7.5㎡
改装範囲:全面改装(一部壁、天井、収納除く)
家族構成 夫婦30代、子供1人
2020年 株式会社ROOM810
斎藤悠:
コンセプトデザイン
鎌田玲 大宅真理:
設計デザイン
丸山慎二郎:
プロデュース
料理好きなご主人が家族と一緒に過ごせる広々とした間取りへ。
災害など緊急時に対応できる大容量の備蓄を可能にしたパントリー。
■LDK
独立していたキッチンの壁を撤去し、白を基調とした明るくオープンな空間に変身したLDK。自然と家族が集う憩いの場へ。
既存の和室をなくし、広々としたリビングダイニングへ間取りを変更することで、フレキシブルな使い方が出来る空間を目指しました。
地震やこの度のコロナなど、緊急時に備えた備蓄を出来るようにしたい、という施主様のご希望を実現した、大容量のパントリーをリビングに新しく設けました。
食材はもちろん防災グッズや季節家電など、多用途な収納が可能となりました。
無垢のオークフローリング材が空間全体に優しい印象をあたえ、モルタル左官仕上げのキッチンがアクセントに。
施主様が選んでくださったペンダントライトも、素材感がマッチしています。
料理好きなご主人がキッチンカウンター越しに会話を楽しめ、また、カウンターで宿題をするお子様をキッチンから見守ることができ、家族の温度を感じられる空間に仕上がりました。
既存のキッチン設備は生かし、表層をモルタル左官仕上げににすることで、新しく生まれ変わったキッチンです。
オープンになったフード壁は、耐熱ガラスを付け開放感を確保しました。
奥には広々とした作業カウンターを設置。下部にはMUJIのユニットシェルフを設置し、シンプルなデザインにマッチした収納になっています。
壁面は、掃除しやすさも兼ねて、白のサブウェイタイルを採用し、床はグレー系のタイルで全体のカラ―をまとめました。
天井にはアクセントとして、床材と同じオーク材をはり、広いながらもメリハリがある空間へ。
ご夫婦の寝室壁に新しく窓を設置することで、リビングとのつながりを感じられるのはもちろん、空気の循環促進も期待できます。
日中は太陽光が入る明るい印象なのと対照的に、夜は演出的な空間を楽しめるよう、照明は空間全体で明るさにコントラストつけました。
■洗面室
もともと幅のあった洗面台でしたが、高身長なご主人も使いやすいよう高さを上げ、表層はモルタル仕上げに。
ちょっとした汚れのついた服も手軽に洗えるような大型シンクへ交換し、床もハニカムタイル風のクッションフロアで可愛くまとめました。
シンプルでクリーンながら、木材の優しい印象と、モルタル仕上げの洗面台がリビングダイニングとのつながりを感じられます。
洗面台下は、素材感のある収納グッズを取り入れる等で見せる収納を目指しました。
壁面は、既存の壁幅を生かしたミラーと、上下にキッチンで採用したサブウェイタイルをあしらい、
黒マットなブラケットライトがアクセントになり、よりスタイリッシュに仕上がりました。
洗面台と対の壁面は、壁一面を利用した収納スペースに。
■トイレ
洗面室と合わせた柄物のクッションフロアシートと、ライトグレー系の壁紙で清潔感のある空間にまとめました。
■子供部屋
壁紙を壁の上下で貼り分け、下のピンク色は、ピンクが大好きなお子様に選んでいただきました。
オーク材フローリングの色味が空間全体のバランスをとっています。
■玄関
ROOM3の収納部分をなくし、玄関側の収納スペースを確し、以前より広く解放的になった印象の玄関。
三和土からそのまま繋がった収納は、シューズはもちろん、アウトドアグッズやベビーカーなど大きな物も、
玄関から入ってそのまま置ける導線を確保しました。
機能性とデザインを開放的にまとめたLDKで生まれる様々な場面が楽しみな空間です。
■Before