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企業・団体のプロジェクトヒストリーを日本語版・英語版で漫画化

独立行政法人国際協力機構(JICA)の活動を漫画化でわかりやすく広報資料に

2022年 株式会社ROOM810

・取材・構成
・漫画(イラスト)
・英語版翻訳
・印刷

鈴木友子:
取材・構成・脚本

齋藤 悠 / 住田葉子(びるじろうず):
ネーム・イラスト・セリフ etc.

土屋奈緒 / 坂本皐 / 鈴木ひかり:
着彩・仕上げ etc.

伊藤 巧:
印刷

島 健:
校閲

企業や団体における実績紹介・広報をマンガ化でわかりやすく、ストーリー仕立てに

株式会社ROOM810ではこの度、「独立行政法人国際協力機構(JICA/ジャイカ)」の漫画版プロジェクトヒストリーを制作させていただきました。

皆さんは「JICA」をご存知でしょうか?
JICA(ジャイカ)とはJapan International Cooperation Agencyの略称で、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行う団体です。JICA海外協力隊など、手がける国際協力は多岐に渡ります。

関わる国の数、扱う領域も幅広いため、

「途上国支援をしたくても、どうしたら良いかわからない。」
「国際協力に貢献したいけど、何ができるかわからない。」
「JICAってどんな事をしている組織なの?」

など、活動の全貌が把握されていなかったり、国際協力に漠然とした興味を抱いても行動に移しにくいといった課題がありました。
そこで、JICAの活動内容をよりわかりやすくお伝えするため、今回の漫画企画が発足しました。

JICAプロジェクトヒストリー「マダム、これが俺たちのメトロだ!―インドで地下鉄整備に挑む女性土木技術者の奮闘記」を短編漫画化するというもので、JICAを通して大きなソーシャルインパクトを与えた阿部玲子さんの姿を中心に、活躍された沢山の人々の姿が描かれています。

「JICAプロジェクトヒストリー」とは、これまでに行ってきたJICAの事業を振り返り、その軌跡と成果を分析してまとめた書籍です。
元の書籍は180ページ近いボリュームがありました。急速な経済成長に伴い、インフラ整備が進むインドで大きな課題となっていた都市部での短距離鉄道網整備。自家用車の急増による交通渋滞、それに伴うバスなどの公共交通機関の遅延、排気ガスによる大気汚染、その打開策として持ちあがったのが地下鉄(メトロ)の建設にまつわる紆余曲折。

鉄道技術の知見を持つ日本の協力によって、首都デリーでデリーメトロが開通に至るまでの阿部玲子さんの活躍を36ページのコンパクトな漫画にまとめました。コミック化することで、誰でも気軽に読むことが出来て、プロジェクトの中でより「人」にクローズアップしてストーリーを体感することができます。

現在ではデリーメトロの成功を受けて、バンガロールやコルカタなどインド各都市でもメトロが整備され、都市部の交通問題解決に一役買っているとか。

普通のデザイン会社では難しい、ROOM810だからこそ出来たコミカライズ

通常こうした書籍などの漫画化は出版社や専門の漫画家さんが担当するもので、コストも大きくなりがちです。

しかしメディア、グラフィック、インテリアの三部門を代表するプロが社内に集うROOM810なら、この作業を社内で全て賄うことができる上に、ROOM810ならではの「社内で一気通貫で仕上げる」メリットをクライアントに提供することもできました。
簡単にマンガが出来上がる過程をご紹介しましょう。

本ストーリの主人公であるインド在住の阿部玲子さんやスタッフに取材を重ね、事実に基づいたノンフィクションストーリーを漫画脚本に仕上げたのは、豊富な取材経験を誇り、構成作家でもあるメディアチームのエース、鈴木友子

この脚本をネームや背景、セリフなどのパート分けを行って、抜群の連携プレーでひとつのマンガ作品にまとめたのは、ROOM810クリエイティブチームから生まれた漫画ユニット『びるじろうず』です。

絵の構成や絵自体のプロデュースは、スーパーデザイナー齊藤悠とイラストレーター住田葉子が担当。
着彩やデータ化など細かいグラフィックの仕上げ作業は、もちろん専門職であるグラフィックチームの土屋奈緒坂本皐鈴木ひかりが担当。「どこにいても誤字とおかしな文章を見つけてしまう」という元編集者の職業病を生かして校閲は島健が担当。印刷に関しても同じくグラフィックチームの伊藤巧が担当しました。

実は実話を元にした漫画制作に必要なスタッフが全て社内に揃っており、皆が近い距離感で「ここはこうしたほうが」とコミュニケーションを取ることで、別々の会社の担当者に順次渡していくよりもクオリティが如実に上がった。自分たちのクリエイティブを信じて作り上げた、思い出深い作品となりました。

英語版への翻訳もROOM810社内で担当

また、この漫画化にあたってのもうひとつの特徴として、「英語版が制作された」という点があります。
セリフなど、口語でただ直訳するだけではニュアンスが伝わらなかったり、吹き出しなどスペースの制約も多いこの日本語→英語への翻訳・変換作業も、実は社内で全て行いました。英語翻訳は小松恵美が担当。別プロジェクトでも取材対象のネイティブに、「前の質問の答えを受けてそのまま英語で引き続いて質問できる」彼女の英語力は重宝されており、ROOM810の大きな武器になっています。

びるじろうずの特徴である、鮮やかな色使いと表情豊かなキャラクターがポップでかわいらしく、ストーリーを読みやすくしています。この作品の日本語版は、グローバルフェスタJAPAN2022でも配布され、大変多くの反響をいただきました。

↓漫画「マダム、これが俺たちのメトロだ!―インドで地下鉄整備に挑む女性土木技術者の奮闘記」は、こちらからPDF版にて無料で読むことが可能です↓
https://www.jica.go.jp/publication/manga/india_metro.html

ぜひご覧ください!

類似の事例として、ROOM810では「企業PRの一環としての書籍の企画・出版」も手掛けております。
よろしければ、こちらの事例もご確認ください。

「再開発と街づくり〜私が考えるコンパクトシティ〜」書籍出版

 

独立行政法人 国際協力機構
Japan International Cooperation Agency(JICA)
本部(麹町)
〒102-8012
東京都千代田区二番町5-25 二番町センタービル
https://www.jica.go.jp/index.html

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