※ 天井まで植栽を自然に取り入れたROOM810のオフィス
皆さんはテレワークを体験して「オフィスよりも自宅が快適だ」と思われましたか?
私はそうは思いませんでした。
自宅で食事用の椅子に腰を掛けて猫背になってノートPCに向かって首を痛めるより、オフィスで仕事用にデザインされた椅子とデスク、モニターに向かっていたほうが遥かに快適。そういう方も多いでしょう。
これはPCや周辺機器など、一見機材やガジェットの話に聞こえますが、そうではありません。
本来「オフィス」とは仕事の成果を上げるために最適化され、そのために費用を掛けた場所です。したがって、モニターや椅子が高機能なだけでなく、従業員全員にとって「仕事をしている時に一番リラックスできる」空間でなければ、おかしい。長時間快適に、リラックスして過ごせる空間。これがお店や商業施設の新型コロナ対策とオフィスの新型コロナ対策が根本的に異なる点です。
銀行のATMでお金を引き出すだけなら、タッチパネルに注意をして、手指を消毒する、マスクをするでOK。
オフィスは「長時間過ごす」ことと「成果」を同時に求められるからこそ、そこに「感染防止」「安心安全」だけではなく、機能性や快適性、コミュニケーションと言った要素が加わります。
安心して快適に仕事に集中することが出来て、成果も最大化される。これがオフィスです。
近年ようやくIT系企業などを中心に変化の兆しが見られますが、日本のオフィスでは長年この部分が見逃されてきました。オフィスにバーカウンターがあるなんて意味がわからない、無駄。仮にバーカウンターを設置しても上司の顔色を気にして誰も利用しない。リラックスとは程遠い空間になってしまいがちです。
ポストコロナ、アフターコロナの時代こそ、オフィスは今まで以上に成果を出して、今年日本中が受けたダメージを数字で挽回できる場所でなければならない。そのためには、「密で危ないな、なるべく早く帰りたいな」「なるべく自分の席から移動せず、トイレも行かないようにしよう」という空間では難しい。

※ ROOM810では屋上菜園で果物や野菜を栽培しています。
植栽に囲まれ、トイレも含めて全てが清潔で、長時間過ごしても空間に安心感があり、なによりもリラックスできる。在宅勤務よりもオフィスで働くことを「楽しめる」。
私たちは今後「新しいオフィスの在り方」を考えることを全社のミッションとして、このコンセプトを広め、さまざまな会社のオフィスとして実際に創り上げていくことに全力を注ぎます。
もし緊急事態宣言後のオフィスの在り方、オフィスのレイアウトやデザインについてお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にROOM810までお問い合わせください。